G 菅野 右肘内側側副靭帯損傷でクライマックスピンチ

巨人の若きエース菅野がピンチ!
ネズミではなかったので休めば治るかな!
内側側副靭帯についてふれておこう。
●内側側副靱帯とは?

図1
elbow1 図2
elbow2
 図1は、まっすぐ伸ばした右肘を、背中側(手の甲側)から見たものです。
 上腕部(二の腕)を形成するのがHumerus(上腕骨)、前腕部(肘から手首にかけて)を形成するのがUlna(尺骨)とRadius(とう骨)です。このうち、前腕部の内側(小指側)にある骨がUlna、外側(親指側)にある骨がRadiusになります。

 図2は、肘を直角に曲げて、内側(小指側)から見たものです。
 前腕部の2本の骨で、手前(小指側)に見える骨がUlna、向こう側(親指側)に見えるのがRadiusです。

 この様に、肘の関節は3本の骨によって構成されてますが、このうち、前腕部の内側(小指側)にあるUlnaと、上腕部のHumerusを繋げる役割を果たしているのが、図2のUlnar Collateral Ligament(UCL:尺側側副靱帯)、別名Medial Collateral Ligament(MCL:内側側副靱帯)なのです。

●なぜMCL断裂が起こるのか?
 理由はただ一つ、投げる動作の反復によってMCLが引き伸ばされるからです。
 人はボールを投げるとき(特に、ボールに加速を与えているとき)に、肘の内側を伸ばすという、人の体にとって不自然な動作を行います。その際にMCLが引き伸ばされるのです。また、MCLは投球時に使う筋肉のサポートも行っています。人体力学的に理想のフォーム、つまりバランスのとれたフォームでの投球ならば肘への負担は少なくなりますが、変化球を多投したり、フォームのバランスが悪かったり、無理な体勢で投げたり、またウォームアップ不足や長いブランクの後にいきなり全力で投げてしまったりすると、肘への負担が大きくなり、MCLに損傷を与える可能性は高くなると言えるでしょう。
 
●MCL断裂を起こしやすい年齢とは?
 MCL断裂は、骨の出来上がった中学生や高校生以上の選手によく見られます。
 まだ骨の未熟な小学生の場合は、靱帯よりも骨の方が柔らかいため、肘の内側が伸ばされるという動作により、靱帯よりも骨の方が痛みやすくなります。その結果として、靱帯の断裂よりもむしろ、骨端部分の軟骨の遊離が起こりやすくなります。この遊離軟骨が、俗に言う”ねずみ”です。
 逆に、骨の出来上がった大人の場合、骨の方が靱帯より強固になるため、肘の内側が伸ばされる動作で、骨よりも靱帯の方が痛みやすくなり、その結果として靱帯断列が起こりやすくなるというわけです。

菅野の投手生命を考えると休むべきです。小山、宮国で何とか乗り気ってほしいところです。
原貢じいちゃんの事を考えると無理したい気持ちもわかりますが!

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2 thoughts on “G 菅野 右肘内側側副靭帯損傷でクライマックスピンチ

  1. やっぱり今後の球界を背負う真の逸材です。
    ここは我慢して休むところだと思います。
    取り返しのつかないことになる前に…

    • 菅野は来ないと思いますが、内海、杉内、沢村、小山、で虎退治でしょう!由伸、大田もどう使うのかたのしみです。
      阪神が初戦を取れればもつれるかもです。

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