G 松本外野手の手のひらの怪我

アンダーソン、亀井に続き松本までも離脱!

大丈夫か? 原ジャイアンツ!

でも、この怪我多いのよね~

松本選手右手有鉤骨骨折・鉤骨折
(ゆうこうこつこっせつ・こうこっせつ)

手関節を構成する手根骨と呼ばれる積み木のような骨の中で、
スポーツ外傷が比較的起こりやすいのが有鉤骨です。

この骨は有鉤骨鉤(ゆうこうこつこう)と呼ばれる突起が存在する特殊な骨で、
その部分が折れてしまうことがよくあります。

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上の図のように、手のひらの小指側(×印のところ)を押さえて痛い場合に有鉤骨鉤骨折を疑います。

右図の赤い線で囲んだ骨が有鉤骨です。

青い丸で示した部分が有鉤骨鉤と呼ばれる突起の部分です。
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有鉤骨鉤というのは、上の図にあるように、
手を輪切りにしたCTの画像で見ると、
角のように骨が突起状になって突出している部分のことです。

それが、下の図のように折れてしまうことがあります。
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赤い丸で囲んだ部分が有鉤骨鉤の骨折部分です。

一回の外力で折れてしまうケースもありますし、
繰り返しかかるストレスで骨折する場合もあります。

どういう場合に骨折が起こるか
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上の図のように、テニスのラケットを持った際や、野球のバットを握りしめた状態で、
衝撃を手のひらに受けた場合に、この骨折が起こります。

テニスのような、繰り返しボールの衝撃やグリップエンドから受ける圧力が手のひらにかかり続けると、
疲労骨折として、この骨折が起こることがあります。

また、野球のファールチップを打った際に、
バットにボールが当たった衝撃が、手のひらのグリップエンドの当たる有鉤骨部分にかかって、この骨折が起こります。松本選手の場合がまさにこのケースです。

こういったケースは、スポーツ外傷の中ではよく起こりうる外傷です。

上のCT画像は野球のバットのグリップエンドが当たってできた有鉤骨鉤骨折(赤丸で囲んだ部分)です。

繰り返しバットを振ることで、有鉤骨鉤に圧がかかっていて、
ファールチップを打つことが引き金になり、痛みが出て骨折が生じたと思われます。

治療としては、新鮮時は、癒合の可能性があるので、ギプス固定をすることもありますが、
手のひらに違和感を覚え、再発することもあるので、骨片の摘出術を選択する場合が多く見られます。

1日でも早く、松本選手の復帰を期待します。ちなみに、阪神、大和選手は本日復帰です。

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2 thoughts on “G 松本外野手の手のひらの怪我

  1. ほ〜、そういう仕組みで骨折するわけですか。
    これは起こりやすい骨折ですね。
    松本はしばらくお休みしていただきましょう。
    さてさて大和が復帰ですか…ただ、今は伊藤隼太が絶好調ですからね。さてさてどうなるのか。福留を外すのか、それとも控えに回るのか…どちらもバッティングがねぇ…

    • 毎回、貴重なコメントありがとうございます。
      伊藤、大和、福留の競争でいいのではと思いますが…

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